AGI & SAM新作コレクションで音楽と融合

AGI & SAMがザ・ウールマーク・カンパニーとのコラボレーションにより2017秋冬コレクションを音楽との融合で世界同時配信

メンズスタイル

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インターナショナル・ウールマーク・プライズ2015/16メンズウェア部門ファイナリストである英国デザイナーAGI & SAM(アギ&サム)が、ザ・ウールマーク・カンパニーとコラボレーションした2017秋冬コレクションをロンドン・ファッション・ウィークで発表した。オーストラリア産メリノウールが多用されたコレクションはラグジュアリーとスポーツを結ぶスタイルで構成され、世界最大規模のオンライン・ミュージック・ブロードキャスター、BOILER ROOMの協力により世界同時配信された。

会場となったのは、グレードIIに記載されるロンドンの歴史的建造物であり前長老派教会のウェルシュ教会。DJセットが設置され、ホリー・アザーによるライブ・サウンドトラックと共にメンズウェアとウィメンズウェアのコレクションが登場した。ランウェイの様子はBoilerroom.tvでライブストリーミング配信され、世界中の人と音楽とファッションを1つにした。

「今回、ザ・ウールマーク・カンパニーと協力して、ユニークなオリジナルの方法でAGI & SAMの最新コレクションを紹介しました。ボイラールームにとっても、イベントにおける新しい方向性を示すものです。音楽だけでなくファッションにもフォーカスを当て、新たにその2つを融合したのです」と、ボイラールームのヘッド・オブ・フィルム、ジョー・アレクサンダーは語っている。

AGI & SAMのデュオデザイナー、アギ・ムドゥムラとサム・コットンは、「AGI & SAMのブランドが閉鎖的であって欲しいと思ったことはありません。コレクションをライブ・ミュージック・パフォーマンスと共に配信し、消費者にオープンなイベントにすることは、多くのインスピレーションを与えてくれることでもあります。音楽は最も正直で本能的な人間の芸術の形であると言われているように、パワフルに、しかし全く無意識のうちに人間の心に訴えかけてきます。今回のコレクションもそうして生まれました」と、語っている。

ミュージシャンでありプロデューサーでもあるホリー・アザーが、今回のショーのために制作したオリジナル・サウンドトラックは、赤、黒、白のカラーパレットから成るコレクションを着用してランウェイを歩くモデルたちと共演し、音楽とファッションという2つの世界を融合させた。「UKガラージの持つ異質な動力、ボーカルハウスの高揚感、そしてR&Bのゆっくりした官能性を取り入れ、美しく空虚でありながら、どこか不安感を漂わせる、メランコリックなサウンドトラックを作りました」と、ホリー・アザーは語っている。


多くのシーズンでザ・ウールマーク・カンパニーと密に協力してきたAGI & SAM。メリノウールを多用した2017秋冬コレクションも、ザ・ウールマーク・カンパニーとのパートナーシップの下に作られた。

AGI & SAMのデザイナーの2人は、「ウールは多様性があり、イノベイティブな繊維の1つです。僕たちはウール独自の機能性だけでなく、ウールの持つ一体感や連帯性、そして心地よさをコレクションで表現するために、様々な技術を取り入れました」

「通気性がよく通年着用できるという機能性の高さだけでなく、他に類を見ないラグジュアリー感があることからメリノウールを選択しています。やわらかな梳毛ウールの糸と上質な重厚感を持つ織物であるバラシャが今回のコレクションの中心的な存在です。また、重みのあるメルトンウールが、コート、パンツ、上着などに使われています。スクリーン捺染やラミネート加工などでレザーに似た風合いを出しているものもあり、ラグジュアリーでモダンなルックスでありながら防水性などの実用性も兼ね備えています」と、語っている。

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