ドキュメンタリー映画 “Slowing Down Fast Fashion” 特別上映会開催

スローファッションについて考えるきっかけに

ファッションニュース

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この数十年で世界のファッション消費の有り方は明らかに大きな変化を遂げ、今では毎年、何百万トンもの衣類が廃棄されている。一方で世界の衣類生産量は2000年から2014年にかけて倍増。消費者は安価な服をほとんど消耗品のように扱い、7、8回着用しただけで捨ててしまうという驚くべき状況も報告されている。(出典: McKinsey & Company, Inc. 2016年10月 “Style that’s sustainable: A new fast-fashion formula”)

Men’s Clubセッション
上写真左から: 戸賀敬城氏(ハースト婦人画報社 メンズ メディア ブランド アンバサダー)、栗野宏文氏(ユナイテッドアローズ常務取締役クリエイティブディレクター)、辻井隆行氏(パタゴニア日本支社 支社長)、ピーター・アクロイド氏(CFW COO) 

【映画のトレイラームービーは下記よりご覧いただけます】

 

キャンペーン・フォー・ウール(CFW)とハースト婦人画報社はこれらの問題に着目し、ファッション業界が環境問題に対するより積極的なアクションを取るきっかけ創出のため、アワード受賞作のドキュメンタリー映画 “Slowing Down Fast Fashion” のジャパン・プレミアを共同主催することを決定。2017年10月18日(水)~20日(金)の3日間、Amazon Fashion Week TOKYO 2018S/S期間中に渋谷ヒカリエにて、日本初となる上映会が開催された。

同作品は、英国のバンド、ブラーのベーシストであり、環境活動家、そしてチーズ酪農家でもあるアレックス・ジェームスがナビゲーターとして出演しているドキュメンタリー映画で、世界のファッションの生産状況や様々なアパレル産業の現状を紹介し、生分解性、埋め立て地問題、安全性に関する利点と問題点について考えるよう、問題提起を投げかけている。

10月18日(水)はエクスクルーシブなVIPプレミアとして上映。Men’s Clubセッション、ELLEセッション、25ans/婦人画報セッションの3セッションにわたって開催された上映会後には、業界を代表するパネリストとハースト婦人画報社のファシリテーターによるディスカッションが開催され、ファッションにおいて常態化しつつある衣類の短期消費サイクルについて学び、議論し、今後の取り組みを考える貴重な場となった。

ELLEセッション

写真左から: ピーター・アクロイド氏(CFW COO)、大草直子氏(スタイリスト、『mi-mollet(ミモレ)』編集長)、三宅孝彦氏(株式会社TSIホールディングス取締役 副会長)、坂井佳奈子氏(エル メディア グループ エル コンテンツ部 編集長)

25ans/婦人画報セッション

写真左から: 十河ひろ美氏(ラグジュアリー メディア グループ編集局長『25ans』総編集長 &『リシェス』編集長)、岩瀬雅樹氏(LVMHファッション・グループ・ジャパン株式会社 セリーヌジャパン プレジデント&CEO)、ロス・ローブリー氏(Edelman Japan株式会社 代表取締役社長)、ピーター・アクロイド氏(CFW COO)

VIPプレミアに加え、2日間の一般無料公開を含む3日間の開催期間中には、ISSEY MIYAKE、無印良品、UNIQLOを含むファッション業界やメディアなどから約500名が参加。Men’s Clubセッションにゲストパネリストとして参加頂いた栗野宏文氏は、「このような有意義なイベントに参加できてとても勉強になった。また(ザ・ウールマーク・カンパニーと)コラボレーションし、未来の環境のために何かできればと思います」と語っている。また、伊藤忠商事バイヤーの栗谷雅文氏は、「ディスカッションを聞き、『アパレル産業を誰が駄目にしているのか』という問題について色々考えさせられました。同僚にも是非見てもらいたいと思います」とコメントを寄せている。

衣料品の買い替えや蔓延するファストファッションが引き起こす環境へのダメージなどについて考えて頂くきっかけとなる、このドキュメンタリー作品の上映会の開催をご希望の方は、下記までご連絡ください。

マーケティング担当 齋藤: yoshiko.saito@wool.com

 

◆     “Slowing Down Fast Fashion” について

2016年6月にベルリン・ファッションフィルム・フェスティバルで初上映されました。同フェスティバルは、現代のトップクリエーターやオピニオンリーダーが集い、ファッション、美容、ライフスタイルに関する作品が集まる場です。啓発性の高い優れた作品を讃え、賞を授与するイベントです。同年のロンドン・ファッション・フィルム・フェスティバルでは最優秀ファッション・ドキュメンタリー賞を、2017年初めのEkotopfilm - Envirofilmフェスティバルでは時事問題優秀賞を受賞しています。

 

◆     キャンペーン・フォー・ウールについて:

キャンペーン・フォー・ウールは2010年に発足。ウールの優れた特質を消費者に伝え、ウール製品を推奨することによってウール産業の成長を促し支援することを目的としています。チャールズ皇太子(プリンス・オブ・ウェールズ)が招集する産業団体連合の運営のもと、毎年ウールウィークの期間に、消費者の共感を呼ぶべく、ファッション、インテリア、職人技、デザインに関する活動を展開しています。

■公式HP(英語): http://www.campaignforwool.org/

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